発酵・醸造文化について

新潟市と会津若松市は、ともに降雪地帯。冬は厳しい寒さに見舞われ、雪が多く降り積もります。

四季がはっきりしていて美味しいお米がとれることも特徴です。

長い冬の期間も豊かに暮らすため、食糧保存方法の一つとしても発酵食文化が発展してきました。

そもそも、発酵とは、目に見えない微生物(麹菌、酵母、乳酸菌など)が食物の成分を分解して新たな有益成分を生み出すことです。

発酵は食物のおいしさや栄養価、保存性を高めるだけでなく、腸内環境の改善や抗酸化作用など、健康効果を生み出します。

まさに、「美と健康」を追求する方にピッタリの食材です。

両市に根付くさまざまな発酵食品と、その効果をご紹介します。

  • Koji

    「麹」とは、米・麦・大豆などの穀物に「麹菌」を繁殖させたもので、日本の発酵食品をつくるのに欠かせません。どんな食材(培地)で菌を繁殖させるかによって、できあがる麹の種類が変わり、つくる発酵食品によって使い分けされています。

    「麹」とは、米・麦・大豆などの穀物に「麹菌」を繁殖させたもので、日本の発酵食品をつくるのに欠かせません。どんな食材(培地)で菌を繁殖させるかによって、できあがる麹の種類が変わり、つくる発酵食品によって使い分けされています。

  • 日本酒

    Sake

    新潟市でも会津若松市でも盛んに造られている日本酒。日本酒とは、米と米麹、水を原料に日本国内で醸造された清酒のことです。清酒は、米、米麹、水を原料としたお酒全般を指しますが、その中でも日本産米を使い、日本国内で醸造されたものだけが「日本酒」と定義されます。

    新潟市でも会津若松市でも盛んに造られている日本酒。日本酒とは、米と米麹、水を原料に日本国内で醸造された清酒のことです。清酒は、米、米麹、水を原料としたお酒全般を指しますが、その中でも日本産米を使い、日本国内で醸造されたものだけが「日本酒」と定義されます。

  • 甘酒

    Amazake

    米麹または酒粕を原料とした日本の伝統的な甘味飲料です。米麹甘酒は、米と米麹を原料とし、麹菌の働きで米のでんぷんが糖化することで自然な甘みを生み出します。一方、酒粕甘酒は、日本酒を造る際にできる酒粕を水で溶き、砂糖などを加えて作られます。どちらも栄養価が高く、特に米麹甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれるほどです。

    米麹または酒粕を原料とした日本の伝統的な甘味飲料です。米麹甘酒は、米と米麹を原料とし、麹菌の働きで米のでんぷんが糖化することで自然な甘みを生み出します。一方、酒粕甘酒は、日本酒を造る際にできる酒粕を水で溶き、砂糖などを加えて作られます。どちらも栄養価が高く、特に米麹甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれるほどです。

  • 味噌

    Miso

    大豆を主原料とし、麹と塩を加えて発酵・熟成させた日本の伝統的な発酵調味料です。大豆、麹、塩の組み合わせによって、様々な種類と味わいの味噌が作られます。

    大豆を主原料とし、麹と塩を加えて発酵・熟成させた日本の伝統的な発酵調味料です。大豆、麹、塩の組み合わせによって、様々な種類と味わいの味噌が作られます。

  • 醤油

    Soy sauce

    大豆や小麦を原料に、麹(こうじ)と食塩を加えて発酵・熟成させた日本の伝統的な調味料です。料理の味付けに欠かせない調味料として、世界中で愛用されています。

    大豆や小麦を原料に、麹(こうじ)と食塩を加えて発酵・熟成させた日本の伝統的な調味料です。料理の味付けに欠かせない調味料として、世界中で愛用されています。